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濱野 美津男

              (写真愛好家)

写真を撮るという行為が、何を目的にやっているのかで結果が大きく違って仕舞うのにお気づきでしょうか?
例えば風景にカメラを向けたとき
 ① 見えている通りの、ありのままを伝えようとするのか
 ② 自分が感じたモノを強調して伝えようとするのか
 ③ それとも、ここへ来たという事を記録する為に撮るのか
 ④ 来たこと見たことを周囲に自慢したくて撮るのか

それぞれの目的によって構図や画角 そしてカメラの設定や撮影法が大きく変わりますが、共通して   言えるのは、「何を撮りたいのか」という目的ではないでしょうか?
それこそが「訴求ポイント」で、写真を撮る時に一番重要な要素で、特に②番ではプロはそれを表現するために存在します。
芸術性とは無縁な印象の「インスタ映え」を狙った写真でさえも訴求ポイントが明確でない写真は「いいね」が少ないと聞いています。
「インスタ映え」の写真が素人の間でもてはやされるのにプロには見向きもされないのは単にインパクトの強さだけを求めた写真が多いからなのです。
真の写真の良さとはインパクトの強さだけではなく、じっくり心に染み入り深く感情を揺さぶる様なものが伝わってくる写真です。
そんな写真こそが飾っていても いつまでも飽きずに眺めてみていたくなる芸術作品と言えるのではないでしょうか。

​訴求ポイントを意識してますか

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