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​濱野 美津男

              (写真愛好家)

一眼レフを使っていていつも思うのですが、レンズ交換時の煩わしさはなんとかならないものでしょうかねぇ!
新しく着けようとするレンズのマウント側キャップを緩めて置いて取り付けていたレンズを外すと同時に緩めていたキャップを外して、外したレンズに取り付けキャップを外したレンズを持ち上げてカメラに取り付けるのですが、取り付ける位置が決まっているので赤い印同士を探すのは結構大変です。
その間 殆ど外したカメラを片手に持っているので一連の作業を片手でやることになります。
ヤット取り付けてもフロント側のキャップを外して逆さに漬けてあるフードを取り付け直さないと使える状態にならないのです。
そして外したレンズの方も同じようにキャップとフードを元に戻さないとバックには入らないので撮影に入るまでには結構な時間を要してしまいます。
時々は片手でマークを探している最中に手から落としそうになったりと結構大変な作業なのですが、メーカーはレンズやカメラの性能を上げることに注目はしてもこの辺の使い勝手については無関心のようです。
一部のメーカーにフードを押し込んで収納できるタイプがありますし、最近発売されたCANONのミラーレスではレンズを外すと自動的に蓋が閉まるようになっている機種が出たようで他のメーカーさんが追従してくれることに期待しています。
カメラが発明されて約150年だそうですが、いろんな事が開発の置き去りにされているような気がします。
例えば三脚ですが、材質にカーボン繊維が採用されたくらいで大きな工夫は見られません。
雲台には色々な工夫が見られますが、殆どが専門的な撮影用で、一般的な人に役立つのはホットシューくらいですね。
もっと簡単に取り付けられてしかもカメラに着けたままの状態では収納できないように工夫すれば現場に到着してホットシューを忘れたために三脚が使えないなんてトラブルは無くなるのに・・・
照明にしても昔は感度の低いフィルムしかなかったので一時的な明るさを得るためにフラッシュが開発されたのですが、今ではカメラ機能で感度を上げることができるのに相変わらず謝罪会見などでは当たり前のようにストロボが焚かれていて情けなくなります。
職業カメラマンの場合は確実に写す必要があるので仕方がないこともあるのでしょうが、最近ではアマチュアの間でも場所柄をわきまえずに平気でストロボを炊く人を見かけます。
カメラに小さなストロボが着いていてAUTOで撮ると自動的に点灯するタイプがあるせいかもしれませんが、最近はスマもにも装備されていてとても迷惑です。
大型のストロボでない限り効果が期待できるのはホンの近くだけですし、暗い雰囲気を撮ろうとしている人や演技をしている人に迷惑をかける弊害の方が遥かに大きいことを理解するべきですね。
他にもマダマダたくさん不満はありますが、使う人の意見をよく聞いて効果的な改良をして欲しいものです。
 

本当に欲しい改良を望む

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