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濱野 美津男

              (写真愛好家)

最近の私は撮影スタイルに変化が

デジタル撮影を始めて7年目に入ろうとしている私ですが、最近は少し意識が変わってきたように感じています。
始めた頃はメーカーの宣伝に載せられてレンズやフィルターなどの機材に振り回されていたのですが、昨年から使っているカメラが量販目的で作られたものではないためレンズなどの種類が少なく、ズームレンズに至っては殆ど無いに等しいのです。
レンズの重量も重く、そのため撮影に臨む際は予め被写体を予測してレンズ選びをしていく必要が生まれ、以前のアレもこれもバックに詰め込んで撮影現場に行くというスタイルを維持できなくなったのです。
単焦点のレンズが殆どですから現場では動いてアングルを決めるしかありません。
そんなことを繰り返しているうちに今までの撮影スタイルが間違っていたことを気づかされました。
ズームレンズで楽をしてはいけないとは以前から云われていたことですが、実践せざるを得なくなってヤットその意味が分かったような気がします。
ついでに今まで拘っていた撮影時の細々した設定もシンプルで良いのだと気付きました。
極端な撮影条件が違う環境でない限り、絞りとシャッタースピードだけに集中して撮影すれば良いのだと云う事も実感できました。
要するに専門誌などに書かれている設定を読み過ぎて頭でっかちに成っていたようです。
その結果、設定に迷うあまり写真そのものが分からなくなっていたような気がします。
設定よりも大切なものは自分の経験と感性 それを信じてこれからも楽しく撮影を続けて行きたいものです。

​機材に頼らず感性で撮ろう!

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